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未来工業 山田雅裕社長をお招きして [企業経営]

みなさん、こんばんは。

先日の27日、「日本でいちばん社員が幸せな会社」の未来工業(株)山田雅裕社長をお招きして講演会が催されました(主催:焼津商工会議所青年部)。

私はコーディネーターを承りました。

雅裕社長は「常に考える」という未来工業さんの社是をバックに、今回も大変素晴らしいお話をしていただきました。

山田イズム、山田節が至るところで聴かれ、目を閉じるとまるで山田昭男相談役がお話しされているかのように感じられる瞬間がありました。

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山田イズム、未来イズムそのものともいうべき「逆転の発想」は、私たちにとって「非常識」に感じられるものですがそれこそが他の企業に真似できない「差別化要因」となっています。

そして、140日の年間休日、報連相禁止、残業禁止、地域で最高水準の給与などの有名な制度も、大切なのはこれらの制度が機能する組織風土・社風が構築されていることです。

未来工業さんはスタッフさんに「命令しない」「管理しない」「強制しない」いわば「非常識」なマネジメントを実践しており、スタッフさんは真の意味で「自由」です。

しかし、多くの方がイメージされる「自由」とはイメージが異なります。

真の意味で自由とは、仕事に対して「権限と責任」を与えられるということです。

報告・連絡・相談を強制されることはありませんが命令も無く強制的なものがない分、部下は「すべて自分で決めていかなければならない」し「常に考える」ことが求められます。

またノルマもありませんが個人個人には明確な目標があり、それを達成するために「常に考える」ことを実践されています。

つまり、未来工業さんのスタッフさんは実はとても大変なのです。

私はそうした未来工業さんのスタッフさんを揺り動かすのは「危機感」であり、この危機感こそが未来イズムを支える原点ではないかと感じております。

それは「未来イズムを下に伝えていかなければならない」「いつかこの体制が崩れてしまうと困る。そのためには自分たちでより良くしていかなければならない。」「大変だけど楽しい」というスタッフさんの言葉からもうかがわれます。

危機感を持って働くからこそ未来工業さんのスタッフさんはその先にある真のやりがい(自己実現欲求の充足)を感じることができるのです。

140日もお休みがあるのに地域でNo.1の平均給与(全国の平均年収よりも200万円ほど高い)なのも危機感を持っているスタッフさんだからこそ実現できるのです。

未来工業さんは価格競争をしません。

自分たちの付けた価格で勝負できるよう常に知恵を絞り、お客さまの声をダイレクトに聞きに行き、商品開発に反映し、またお客さまに売りに行っています。

未来工業さんではお休みに入る直前に売上が高くなるのですが、これも休みの前にお客さまとの接触を何としても増やすからです。

それこそ危機感を持って大変なことに挑戦されているのです。

大変なことを達成するからこそやりがいもひとしおであり、お休みもより充実したものとなるのです。

雅裕社長は「うちはまだまだ完成体の組織ではなく、常にカイゼンが求められる企業です」とお話になりました。

組織にフリーメンテナンスという言葉はないのです。

こうしたリアルな姿も来場された方々の多くが共感できたのではないかと実感しております。

最後に雅裕社長が会場のみなさまに対して「諦めずにやっていきましょう」と呼びかけ、大盛況のうちに講演会が終了いたしました。

お忙しい中来場されたみなさま、そしてここまで準備等で尽力されてきた焼津商工会議所青年部の関係者のみなさま、誠にありがとうございました。

その後の打ち上げでも雅裕社長はとても素晴らしいお話をしてくださいました。

次の日は大阪出張だというのに遅くまでお付き合いいただいた雅裕社長のお心遣いがとてもうれしかったです。

本当にありがとうございました。

大丈夫でいきましょう!

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