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静岡新聞社様・静岡放送様での講演 [企業経営]

おはようございます。

新しい年もあっという間に半月が過ぎました。

流れる時間の早さを痛感いたします。

この危機感を追い風に変えて前に前に進んで行きましょう。

先日(1月9日)は、株式会社静岡新聞社様ならびに静岡放送株式会社様の『新年合同会議 管理部門分科会』にて講演をさせていただきました。

静岡を代表する企業様の新春の栄えある催しにご指名を受けたことは大変ありがたいことでございます。

心よりお礼申し上げます。

今回は「企業と社員の幸せのために」を講演テーマとし、経営支援の現場から得られたいい会社とそうでない会社の事例から、働く社員の幸せの本質についてお話をさせていただきました(前回はワーク・ライフ・バランスを講演テーマにお話しさせていただきました。)。

以下、講演の概要を簡単に述べたいと思います。

まず私がみなさまに伝えたかったことがありました。

静岡新聞社様も静岡放送様も(静新SBSグループ様)、静岡県民ならば誰でも知っている会社であり、これまでも、そしてこれからも静岡を牽引されていく存在です。

それを実現するためにも、まずはスタッフのみなさんが働く幸せをますます得ていただくことが大切だということをお話しいたしました。

なぜなら、働く幸せを得ることができないスタッフさんがお客さまにより素晴らしいサービスを提供できるはずがないからです。

スタッフのみなさんが働く幸せを得るためにポイントとなる部分は、給与やお休み等の制度面の充実も大切ですがそれだけではスタッフさんの満足度は高まりきらないということです(ここがよく誤解される点であり、若者や一般世間とのギャップを生じさせます)。

本当の意味での働く幸せは、『褒められ、必要とされ、役に立っている』ことが社内からも社外からも感じられるように日々工夫し行動することで得られるからです(本来、どんな仕事もそうあるべきです)。

そのためには、自分がどうなりたいかという夢や目標、あるべき姿(どうすれば、褒められ、必要とされ、役に立つ人になるか)を明確にし、実行し、現状とのギャップに「気付き」、「このままではいけない」という「危機感」を持ってカイゼンするサイクル(PDCAサイクル)を自主的に(人からいわれる前に)回していくことが大切です(当事者意識を持ち自己実現欲求の充足を図ること)。

それができる人が企業にとってかけがえのない存在(企業の宝)であり、『人財』と言われる所以です。

すべての働く人は『人財』であるべきなのです(決して『人材』でも、『人在』でも、『人罪』でもいけません。)。

そして企業は働く人を『人財』にしていくべきなのであり、会社の共通目的となる経営理念・社是も本来はそのため(働く人を人財にするため)の指針を示すものとして存在するのです。

『人財』は「気付き」の力と「危機感」のレベルが極めて高く「当事者意識」も強いため自主的にカイゼンを進める(PDCAサイクルを回す)ことができます。

「気付き」はいい点と問題点(悪かった点)の2点が重要です。

そもそも誰でも1日懸命に働けば、良かった点と悪かった点(問題点)が必ず出てきます。いかにそこを「見て見ぬふり」をせずに「気付く」かがポイントです。

そして、いい会社ほど問題点がたくさん出てくる点も重要なポイントです。

なぜなら、いい会社には「気付く」ことができる「人財」が多いからであり、また「(問題点を)見て見ぬふりをしないこと」が社風として定着しているからです(PDCAサイクルがたくさん回っている)。

PDCAサイクル(計画、実行、チェック、カイゼンのサイクル)は多くの会社で形骸化してしまうものですが、その大きな要因はチェックの部分で問題点に気が付かない、或いは見て見ぬふりをするためです(トヨタでは「Bad News First!」が徹底されています。)。

人は誰しも問題点に対してマイナスのイメージがあり、「回避したい」と無意識に思うものですが、そこに大きな落とし穴があります。

問題点に「気が付かない」、或いは「見て見ぬふり」をしてしまえば、問題点は先送りされ、何もカイゼンされないまま1年があっという間に過ぎてしまいます。

いい仕事をすることも、いい会社を実現することもできないまま時が経ってしまうのです。

そもそも私たちの働く時間には限りがあるのです。

だから目的を明確にし、実行したことを確実に振り返り、気付き、カイゼンすることを繰り返すことが大切なのです。

そのようなお話をしました(実際はもっと深い話もさせていただきました)。

さすがは静岡を牽引される企業のリーダーのみなさまです。

「うんうん」と盛んにうなずかれる方、「よく言ってくれた、その通りだ」といういい表情をされている方がいらっしゃいました。

また、最後に私が強く伝えたかったことは以下の通りです。

静岡は健康寿命が全国でもトップクラスです。

しかし、若者の流出は全国でワーストの存在です。

静岡には一般的に知られていないけれど人を大切にするいい会社があります。

例えば有給取得率99.8%で社員同士の仲がよく、過去最高益を記録した会社があります。

ひとり一人の人財は「褒められ、必要とされ、役に立っていること」が実感できるようと常に努力されています。

しかし、そのような人を大切にするいい会社の存在を若者たちは知りません。

この問題を解決するためには、いい会社を知っていただくことしかありません。

地方創生が叫ばれて久しいですが、私は「静岡県内のいい会社を知ってもらうこと」と、「人を人財にするいい会社を増やしていくこと」の両輪の取り組みが地方創生の切り札だと確信しています。

その架け橋となるのはSBSグループのみなさまです。

ぜひとも、いい静岡、いい世の中を創っていきましょう。

以上で講演は終了いたしました。

講演の後は食事会に招かれました。

とてもありがたいことにリーダーのみなさまから「90分という時間があっという間に過ぎた」「とても面白かった」「勇気づけられた」「早速、このフレーズを使ってみようと思います」「電通さんの問題も仕事の本質を考えることで見えてきた」等の感想をいただきました。

大変恐縮でした。

静岡を牽引されているみなさまと一緒に静岡市が一望に見渡せる場所でおいしい食事をいただけることはとても幸せなことだと実感いたしました。

みなさま、本当にありがとうございました。

また、通常はクライアントとの守秘義務がありますが今回はブログで紹介することをご了承いただいたことも重ねてお礼申し上げます。

大丈夫でいきましょう!

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謹賀新年 2017年 [企業経営]

明けましておめでとうございます。

本年もみなさまにとって実りある素晴らしい年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

お陰様で2016年も数多くの素晴らしいクライアント企業様、そしてスタッフのみなさまにお世話になりました。

順調に業績を伸ばされた企業様が多い中で、過去最高益を記録した企業様や見事業績が黒字に回復した企業様もいらっしゃいます。

これらはスタッフのみなさんが危機感を持ち、日々少しずつPDCAサイクルを回された結果です。

本当によくがんばられました。

今年も弊社はますますみなさまのお役に立ちたいと願っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、我が国は依然として明るい兆しが見えそうで見えない状態が続いておりますが、そこから脱するために必要なことは、今こそ「いいものを安く」を求める価値観から脱却することではないかと強く感じております。

我が国はモノが溢れている経済状況(供給過多)です。

モノが売れないと多くの企業でますます価格を下げます。

その価格で売上を伸ばすには価格を下げる前よりもたくさんの数量を売ることが必要になります。

そのためには、たくさん作るための人件費と、より多くの販促費、保管費等が必要となります。

人件費、販促費、保管費等が増えることによって企業の利益はますます少なくなります。

利益が出ないとスタッフさんの給料は上がりません。

給料が上がらなければモノは買えません。

モノが買えなければ、企業はまた価格を下げます。

売上を伸ばすにはさらにたくさんの数量を売ることが求められます。

今、我が国ではスタッフさんの賃上げを目標として各種施策が進められてきましたが、そもそもこのような状態が続いている限り、スタッフさんの給料が上がるはずはないのです。

私たちはもうそろそろこのような経済から脱却し、真の経営努力に邁進していかなければならないでしょう。

販売に関する真の経営努力とは、1円でも高く売ろうと知恵を出し合い、お客さまにはそれ以上の価値を与えることです。

生産に関する真の経営努力とは、1円でも安く作ろうと知恵を出し合うことですが、スタッフさんの給料や外注企業さんへの支払費用を絶対に犠牲にしてはなりません。

そして、これらが実現できるのは企業にとってかけがえのない存在である『人財』です。

人財育成に関する真の経営努力とは「人として正しいか正しくないか、自然か不自然か」で判断し、行動し、チェック、カイゼンできる『人財』を育成することです(恩師坂本光司先生の言葉です)。

大丈夫でいきましょう!

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